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新唐人衛星契約更新問題 馬英九総統への呼びかけ

2013年05月04日

 

【新唐人2013年5月4日付ニュース】2011年、台湾政府は国内外の政界、法曹界、メディア界の呼掛けのもとで、新唐人と台湾政府が実権を持つ中華電信との中新2号衛星の契約更新に協力しました。2年後の今、再び契約更新問題に直面しています。5月1日、新唐人アジア太平洋局の局長が、台湾政府および馬英九総統に契約更新の為に協力するよう呼びかけました。

 

新唐人アジア太平洋局 張瑞蘭局長

 

国内外の皆様、こんにちは。

 

新唐人アジア太平洋局は中華電信から中新2号衛星を賃借しています。2年前、中華電信から「周波数の帯域が足りない」との理由で、契約更新を拒まれましたが、独立メディアの報道の自由に関わる重大事件として、当時国際社会の高度な注意を引きました。

 

欧州議会の副主席や複数の米国会議員が次々立ち上がり、新唐人の契約更新の為に協力するよう台湾政府に呼びかけ、さらには多くの超党派の政界人士が新唐人の為に熱心に奔走しました。

 

国内外の法曹界、メディア界、学術界および台湾民衆からの強大な声援の下で、最終的に中華民国政府は新唐人アジア太平洋局と中華電信の中新2号衛星の契約更新に協力しました。

 

2年前、新唐人が契約更新を勝ち取ったことは各界から台湾民主の勝利と称えられました。

 

中新2号の契約が再度満了を迎える今年、新唐人アジア太平洋局は再び厳しい契約更新に直面しています。早くも今年3月下旬、本局は正式に中華電信に契約更新を申し入れたものの、はっきりした返答は得られていません。その後、4月19日に再度書簡を送り、契約更新の話し合いを申し入れました。

 

しかし、双方が契約内容の変更も必要ない状況下、中華電信は本局の契約更新要求に対し、ずっとはっきりした返答を避け、先延ばしと躊躇の態度を見せています。これら一連の様子から、本局および事情を知る人士らは中華電信が今年再度契約更新を拒んでいるのだと判断し、危惧しています。

 

長期にわたって、台湾の民主と自由を支持してきたダナ・ローラバッカー米国会議員は先日の米下院外交委員会の国会公聴会で、中共からの圧力に屈しないよう台湾政府に呼びかけ、自由と民主の声を中国本土に放送できるよう協力するよう求めました。さらにはもし台湾が新唐人のテレビ信号を切断した場合、台湾に対して武器を販売する理由がなくなると同時に米国会も台湾に対して特別支持を行う理由がなくなると述べました。

 

中新2号は中華民国政府が唯一実権を持つ通信衛星です。我々は厳粛かつ慎重に我々の「家長」である馬英九総統に懇願致します。中華電信に迅速に新唐人アジア太平洋局との中新2号衛星サービスの契約更新を完成させるよう促し、独立メディアとして新唐人の放送を保障してください。政府はいかなる企業や個人が政治または商業利益のために、いかなる方法いかなる理由をもって、公共利益の為に声を出す新唐人テレビを犠牲にする、または損害を与えることを許してはいけません。このことは我が国の国際社会におけるイメージダウンにもつながります。

 

新唐人テレビは14億の華人の知る権利を守り、すべての華人が真相を知ることを保障できる独立メディアです。新唐人テレビは国際社会が真実の中国を知る為の最も信頼できるテレビチャンネルです。我々は呼びかけます。華人の生命、財産、安全に関心をもち、中国の民主法治に関心を持ち、激変の中の中国の真実に関心を持つ国内外のすべての皆様共に呼びかけましょう。中華民国政府と中華電信に中新2号の衛星契約サービスを引き続き、新唐人アジア太平洋局に提供し、双方が速やかに契約を完成できるよう呼びかけます。

 

どんな事があっても、真実を報道する新唐人の原則は永遠に変わることはありません。いかなる妨害や圧力に直面しても、萎縮することはありません。今我々が切実に必要としているのは国内外の正義の支持です。

 

我々は中華電信との速やかな契約更新を望んでいます。新唐人の契約更新を支持して下さった、すべての方々に感謝の意を表明できる日が早く訪れることを願ってやみません。

 

 

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2013/05/02/atext890297.html (中国語)

(翻訳/坂本  映像編集/工)

 

 

 

 

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